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ネコのえほん
ふしぎなジャム
<第2話>

広場の片隅に、小麦粉だのみかんだのを売っている小さな店が出ていた。
ふと、ふぞろいのビンに入れられたジャムがピノの目にとまった。
「これは、なんのジャムですか?」
「木苺にカリンに、それからリンゴよ」
リンゴのジャムは、朝日に照らされて黄金色に輝き、まるで宝石のようだった。
うっとりと見つめるピノに、店の人はにっこり笑ってこう言った。
「これを食べれば、きっと素敵なことがありますよ」
ピノは、ちょうど朝食で食べるパンにつけるジャムがなくなりそうだったことを思い出し、そのジャムを一瓶買うことにした。
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