- 【細胞診】
- さいぼうしん
- 細胞診とは、組織表面から細胞を剥離採取、観察し、病気を調べる検査方法のこと。細胞診検査(さいぼうしんけんさ)とも呼ばれる。
- 分野:検査
- 【さし毛】
- さしげ
- さし毛とは、単色の被毛に部分的に生えている違った色の毛のこと。
- 分野:毛、毛色
- 【差し毛】
- さしげ
- 差し毛とは、ソリッドカラー(単色)の毛の中に部分的に見られる、その猫のカラーとは異なった色の毛のことをいう。
- 分野:毛、毛色
- 【サバトラ】
- さばとら
- 本猫の毛色で銀色がかったグレーに黒のトラ模様の色の猫のこと。魚の鯖に似ていることから、「サバトラ」と呼ばれる。
シルバーマッカレルタビー。
画像はこちらから - 関連用語:
マッカレルタビー
- 分野:毛、毛色
- 【サビ】
- さび
- サビとは、ブラックとレッドもしくはホワイトがまだら模様になった猫の柄のことで、英名では、トータシェル、トーティーシェルなどと呼ばれる。基本的に雌猫。これに縞柄が混ざると、ムギワラと呼ばれる。
サビ猫の画像はこちらから - 関連用語:
トータシェル
ムギワラ
- 分野:毛、毛色
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- 【座瘡】
- ざそう
- 猫の座瘡(ざそう)とは、猫の顎の下に、黒いブツブツした汚れのようなものが見られる症状のこと。人のにきびのようなもので、猫では比較的よく見られる皮膚病の一種。→詳しくはこちら
- 分野:皮膚
- 【シェーテッド】
- しぇーてっど
- シェーテッドとは、毛の上部1/3〜半分に色が付いており、下部は白または淡色になっている被毛のこと。
ティップドよりも濃い毛色、スモークよりは薄く見える被毛。 - 関連用語:
スモーク
- 分野:毛、毛色
- 【シェーディング】
- しぇーでぃんぐ
- シェーディングとは、ティッピングのある猫の被毛の色が、背中から脇腹・腹部にかけて徐々に薄くなること。
- 分野:毛、毛色
- 【子宮脱】
- しきゅうだつ
- 子宮脱とは、子宮の一部、もしくは全てが反転して、膣内や、陰門外に出てしまう状態のこと。猫では、出産後に起きることが多い。
- 分野:生殖器
- 【子宮蓄膿症(パイオメトラ)】
- しきゅうちくのうしょう(ぱいおめとら)
- 子宮蓄膿症とは、子宮の内部に膿がたまる病気。1歳ほどの若い年齢でなることもあるが通常は5歳以降に多くみられる。→詳しくはこちら
- 分野:生殖器
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- 【歯周炎】
- ししゅうえん
- 歯周炎とは、歯肉の下の歯を支える歯周組織の炎症です。歯肉炎とは異なり、回復は不可能となりますので、予防(歯垢が付かないようにしたり、歯石除去をしたりと、口内環境を常に整えること)が大切になります。
- 関連用語:
歯周病
歯肉炎
- 分野:口・歯
- 【歯周病】
- ししゅうびょう
- 歯周病とは歯を支える歯周組織の病気の事で、歯肉炎と歯周炎に大別されます。一般に猫の80〜95%は、何らかの歯周病になっている可能性があります。
- 関連用語:
歯肉炎
歯周炎
- 分野:口・歯
- 【下毛】
- したげ
- 下毛とは、長い上毛の下にあるやわらかい毛のこと。一般的な猫はガードヘア(上毛)とアンダーコート(下毛)で構成されており、下毛は保温効果を持つ。アンダーコート、二次毛とも呼ばれる。
- 関連用語:
アンダーコート
一次毛
上毛
オーバーコート
ガードヘア
二次毛
- 分野:毛、毛色
- 【歯肉炎】
- しにくえん
- 歯肉炎とは、歯垢や歯石の付着や、その中の細菌の作用や細菌の出す毒素により、歯肉に発赤や腫脹などの炎症の起きることを言います。歯肉炎の場合は、治療により回復が可能ですが、進行すると歯周炎になります。
- 関連用語:
歯周病
歯周炎
- 分野:口・歯
- 【脂肪肝】
- しぼうかん
- 脂肪肝とは、肝臓の細胞がほとんど脂肪に置き換わってしまい、正常な働きができなくなった肝臓のことを指す。→詳しくはこちら
- 分野:消化器
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- 【縞三毛】
- しまみけ
- 縞三毛とは、三毛の中でも、茶や黒の部分に縞模様が見られる毛色の事。
縞三毛猫の画像はこちらから - 関連用語:
キャリコ
とび三毛
三毛
- 分野:毛、毛色
- 【シュウ酸カルシウム】
- しゅうさんかるしうむ
- シュウ酸カルシウムとは、尿石の主成分になる物質の事。溶解による治療が出来ないため、結石がいったん出来ると開腹手術で取り除く方法しかない。水分補給の不足や、塩分の多いもののとりすぎ、特定の野菜(ほうれん草など)を与えると発生しやすくなる。
- 関連用語:
尿石症(FUS、猫泌尿器症候群)
- 分野:泌尿器
- 【瞬膜】
- しゅんまく
- 瞬膜とは、上下まぶたの内側にある白い膜を指します。普段は奥に引っ込んでいますが、異物などが目に入そうになると一瞬で目を覆い、角膜を守ってくれます。別名、第三眼瞼(がんけん)とも呼ばれます。
- 分野:目、目色
- 【食道炎】
- しょくどうえん
- 食道炎とは、食道が炎症を起こす病気で、放っておくと食道狭窄などを併発します。
症状として、食道や胸が痛む為、食欲が減退し、食べ物をうまく飲み込めなかったり、飲みこんでもすぐに吐き出したり、よだれを流したり、首や喉を触られるのをいやがったりします。
原因として、固い異物(魚や鳥の骨)が刺さったり、薬品などの刺激物を舐めて食道の粘膜に傷をつけたり、咽頭炎、喉頭炎の炎症が食道までひろがったりして起こります。 - 分野:消化器
- 【触毛】
- しょくもう
- 触毛とは、猫の髭(ひげ)のこと。猫は主に口の上、目の上、頬の一部から触毛が生えている。
触毛には神経が多く通っており、空気の振動や物との接触を感じとる事ができる。ウィスカー、洞毛とも呼ばれる。 - 関連用語:
ウィスカー
洞毛
- 分野:毛、毛色
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- 【心因性脱毛】
- しんいんせいだつもう
- 心因性脱毛とは、猫が不安に対する神経症で、過度にグルーミングをしたり、毛を引き抜いたりする事で起こる病気です。
- 分野:皮膚
- 【心筋症】
- しんきんしょう
- 心筋症とは、心筋(心臓を形成している筋肉組織)が何らかの原因で正常に機能が弱くなる(または機能しなくなる)病気のこと。肥大型心筋症、拘束型心筋症、拡張型心筋症などの種類に分けられるが、猫は心筋壁が厚くなる心筋症の「肥大型心筋症」が一般的に多く見られる。
- 分野:循環器
- 【心電図検査】
- しんでんずけんさ
- 心電図検査とは、心臓の動きを電気的に捉え、その異常をチェックする為に行う検査です。聴診器から確認できる、音だけの検査に比べて正確な検査が行えます。
- 分野:検査
- 【シーズン】
- しーずん
- シーズンとは、発情していること。発情期。ヒートともいう。
- 分野:去勢・避妊・繁殖
- 【シールポイント】
- しーるぽいんと
- シールポイントとは、シャムに見られる基本的な毛色のこと。シールとはアザラシのことで、濃茶もしくはビター・チョコレートのような色のこと。これがポイントに入っており、身体色はクリームがかったフォーン(薄黄色)になっている。
- 分野:毛、毛色
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- 【耳血腫】
- じけっしゅ
- 耳血腫とは、耳の血管が切れて耳たぶの内部に血が溜まり膨れる状態をいいます。耳内にダニが寄生したり、腫瘍、ポリープができたり外耳炎になったりすると、猫は耳に不快感を感じ、頭を振ったり激しく耳を掻いたりして発症する事が多いです。
放っておくと、耳が変形して戻らなくなる事もあり、早期の治療が必要です。 - 分野:耳
- 【自己免疫性溶血性貧血】
- じこめんえきせいようけつせいひんけつ
- 自己免疫性溶血性貧血とは、自分の赤血球に対する抗体(自己抗体)が、赤血球をこわしてしまい、貧血を起こす病気のこと。
- 分野:血液
- 【条虫症】
- じょうちゅうしょう
- 条虫とは、小腸の粘膜に吸着する寄生虫のこと。 条虫症サナダ虫とも呼ばれます。真田紐という平たい紐に似ているためにその名がついた。 英名はテープワーム、これも形からとった名前。→詳しくはこちら
- 分野:寄生虫
- 【ジョウル】
- じょうる
- ジョウルとは、未去勢の雄猫によくみられる、頬から顎にかけての筋肉が発達して、顔が膨らんだように見える頬のたるみのこと。
- 分野:去勢・避妊・繁殖
- 【人獣共通感染症Zoonosis(ズーノーシス)】
- じんじゅうきょうつうかんせんしょう ずーのーしす
- 人獣共通感染症とは、動物から人に感染する伝染病です。狂犬病や、鳥から感染するオウム病などがこれにあたります。猫と人との人獣共通感染症には、トキソプラズマ・猫引っかき病・パスツレラ症などがあります。
- 関連用語:
トキソプラズマ症
猫ひっかき病
- 分野:感染症
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- 【腎不全】
- じんふぜん
- 腎不全とは、腎臓が壊れて機能しなくなってしまった状態を指す。→詳しくはこちら
- 分野:泌尿器
- 【GOT】
- じーおーてぃー
- GOTとは、グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(Oxaloacetic Transaminase)の略称。肝臓にあるアミノ酸などの代謝に関係する細胞内の酵素。肝臓などの組織が犯されると、GOTの値が上昇する。別名AST。
- 関連用語:
AST
ALT
GPT
- 分野:検査
- 【水腎症】
- すいじんしょう
- 水腎症とは、腎臓の実質(腎臓の中身、細胞)が萎縮して内部が空洞になり水が溜まって腎臓の外径が大きく腫れる状態のこと。→詳しくはこちら
- 分野:泌尿器
- 【スカラベ・マーキング】
- すからべ・まーきんぐ
- エジプシャンマウやアメリカンショートヘアなどに代表される、タビーの額に現れるM字型の模様の事。
- 分野:毛、毛色
- 【スタッド(スタッド・キャット) 】
- すたっど(すたっど・きゃっと)
- スタッド(スタッド・キャット)とは、繁殖に用いられる猫種の改良に役立つ優秀なオス猫のこと。
- 分野:去勢・避妊・繁殖
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- 【スタッドテイル】
- すたっどている
- スタッドテイルとは尾の背面にある皮脂腺とアポクリン腺に富む尾上器官の分泌が過剰になってしまう病気。→詳しくはこちら
- 分野:皮膚
- 【スタンダード】
- すたんだーど
- スタンダードとは、キャットショーで猫を審査する際の標準のこと。
身体の各部の特徴・目色・毛色・ノーズレザーやパッドの色などの基準が細かく決められており、キャットショーの審査の目安になる。 - 分野:キャットショー
- 【スタンピー】
- すたんぴー
- スタンピーとは、尾があるマンクスをいう。 この尾は短く、固まっていて動くことはない。
- 関連用語:
ランピー
- 分野:猫種
- 【スプレー(スプレイ)】
- すぷれー(すぷれい)
- スプレー(スプレイ)とは、性成熟を遂げた雄猫のテリトリー誇示や、雌猫への求愛のための行動で、周囲に尿をかけることをいいます。スプレーとしての尿は、普段の尿と違い匂いが大変強いです。
- 分野:去勢・避妊・繁殖
- 【スペイ】
- すぺい
- スペイとは、卵巣摘出手術すること。また、手術を受けた雌猫のこと。去勢手術した雄猫のことはニューターという。
- 関連用語:
ニューター
- 分野:去勢・避妊・繁殖
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- 【スポッテッドタビー(スポテッドタビー)】
- すぽってっどたびー(すぽてっどたびー)
- スポッテッドタビー(スポテッドタビー)とは、ベンガルやエジプシャンマウなどに代表される、点々としたスポット柄がボディの両側に入っている毛色・柄のこと。
- 関連用語:
タビー
マッカレルタビー
アグーティタビー
クラシックタビー
- 分野:毛、毛色
- 【スモーク】
- すもーく
- スモークとは、毛の上部半分〜3/4に色が付いており、下部は白または淡色になっている被毛のこと。
ティップドの中でも、もっとも色が濃く見える被毛。 - 関連用語:
シェーテッド
- 分野:毛、毛色
- 【生検】
- せいけん
- 生検とは、生体から組織の一部を採取し、病気の診断を行う検査方法のこと。Biopsy(バイオプシー)とも言う。
- 分野:検査
- 【生検】
- せいけん
- 生検とは、生体から組織の一部を採取し、病気の診断を行う検査方法のこと。Biopsy(バイオプシー)とも言う。
- 分野:検査
- 【セミコビー】
- せみこびー
- セミコビーとは、猫のボディータイプの一種。コビーに近いボディタイプだが、四肢・胴・尾がやや長めなのが特徴。ポー(足先)はコビーほどではないが、丸みを帯びている。
アメリカン・ショートヘアー、スコティッシュ・フォールドなど - 関連用語:
オリエンタル
コビー
セミフォーリン
フォーリン
ロング・アンド・サブスタンシャル
- 分野:体型
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- 【セミフォーリン】
- せみふぉーりん
- セミフォーリンとは、猫のボディータイプの一種。コビーとオリエンタルのちょうど中間の体型。頭部は丸みを帯びたくさび型で、ボディーはやや短く、ずっしりとしている。
アメリカンカール、スフィンクスなど - 関連用語:
オリエンタル
コビー
セミコビー
フォーリン
ロング・アンド・サブスタンシャル
- 分野:体型
- 【セルフカラー】
- せるふからー
- セルフカラーとは、ソリッドカラーのこと。
- 分野:毛、毛色
- 【先天性心奇形】
- せんてんせいしんきけい
- 先天性心奇形とは、生まれつき心臓に奇形が見られる疾患のこと。病気の種類や程度によってほとんど症状が見られないこともある。
- 分野:循環器
- 【喘息】
- ぜんそく
- 喘息(ぜんそく)とは、有害刺激やアレルギーなどによる気道の刺激から気管、気管支の肥厚、狭窄を起こす症状のこと。→詳しくはこちら
- 分野:呼吸器
- 【ソリッドカラー】
- そりっどからー
- ソリッドカラーとは、ブラックやホワイトなど毛の先から根本まで単色の被毛のこと。ソリッドのホワイトは被毛の色素が存在しないことから生まれますが、アルビノというわけではありません。セルフカラーとも呼ばれます。
- 関連用語:
アルビノ
- 分野:毛、毛色
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- 【ティックド(ティッキング)】
- てぃっくど(てぃっきんぐ)
- ティックドとは、一本の被毛が3〜4色の縞模様になっている被毛のこと。アビシニアンなどに見られる毛の色。
- 分野:毛、毛色
- 【CFA】
- シーエフエー
- CFAとは、正式名称THE CAT FANCIERS’ ASSOCIATION, INC.という、世界最大の愛猫協会のこと。
1906年に創立され、猫の品種改良により遺伝的な欠陥を排除した各種血統猫の健康促進を最大の目的とし、アメリカ全土、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジア、ロシア、および日本に、その所属クラブ600以上を数える非営利団体。
一般的に知られている純血猫種の血統登録書の発行、米国をはじめとした世界各国でのキャットショー開催などを行っている。 - 関連用語:
ACFA
TICA
- 分野:キャットショー
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