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町の獣医さん・小動物科
フェレットの副腎腫瘍
| 副腎が腫瘍化し、さまざまな症状がでる病気で、3歳以上のフェレットによくみられます。 |
副腎腫瘍の原因はまだ明らかにはなっていませんが、次の二つの原因が複合的に作用するのではないかと考えられています。
(1) 幼少時の避妊・去勢手術によるホルモンバランスの乱れ
(2) 夜間照明等の環境
副腎が腫瘍化すると性ホルモンを過剰に作り出してしまい、体にさまざまな悪影響が現れます。腎臓の近くに2個ある副腎は、正常では米粒ほどの大きさですが、腫瘍化すると大豆からピンポン玉くらいの大きさとなります。
腫瘍は、過形成・腺腫・腺癌の3種類に分類され、片方の副腎または両方の副腎に発生します。 |
| (1) 脱毛 |
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| (2) 陰部の腫れ(メス) |
| メスの場合、エストロゲンの過剰分泌によって発情状態となり陰部が腫れます。さらにその毒性によって骨髄に悪影響を及ぼし、貧血や出血をひきおこします。 |
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| (3) 排尿困難(オス) |
| オスの場合は、発情のような行動の変化、前立腺肥大による排尿困難をおこします。 |
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| (4) 体毛・皮膚疾患 |
| つやのない乾燥した体毛、首や背中に強いかゆみを伴うウロコ状の皮膚、フケなどの症状がでます。 |
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脱毛したからといって必ずしも副腎腫瘍とは限りません。症状と経過を調べ、X線検査、超音波検査などを行います。 |
| (1) 腫瘍化した副腎の切除手術 |
| 切除手術が最善の治療です。腫瘍は一般的に左側に多く、切除可能ですが、右の副腎は大静脈に付着しているので完全切除は不可能です。 |
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| (2) 内服薬による治療 |
| 右の副腎で切除不可能な場合・高齢・手術に耐えうる体力がない場合は、内服薬による治療をおこないます。内服薬は高価で、腫瘍が完治するわけではありませんが、諸症状を軽減します。 |
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