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うさぎのトレポネーマ症(うさぎ梅毒)

トレポネーマ症はうさぎ間で感染する伝染病です。感染力が強いので、多頭飼育の場合は発見次第、他のうさぎから隔離しなくてはなりません。
ヒトの梅毒とは原因菌が異なり、ヒトへの感染の心配はありません。

 
 原因
 
原因菌の梅毒トレポネーマの感染によります。トレポネーマは、一般に交尾によってうさぎからうさぎへと伝染しますが、直接接触のみでも感染します。子うさぎの感染もみられますが、この場合は、母うさぎからの感染と思われます。

 
 症状
 
オスの場合はペニス周囲や包皮に、メスの場合は外陰部や肛門周囲に発赤やただれなどの皮膚炎症状が現れて、その後かさぶた状になります。患部をなめることで同様の症状が唇や鼻にもみられることがあり、この時になって発見されることが多いようです。

 
 治療
 
患部を消毒しながらの抗生剤の投与が中心となります。トレポネーマに効果のある抗生剤を使用しますが、抗生剤による毒性に配慮する必要があります。治療中に、軟便や下痢、食欲不振が表れたら、投薬を中止するか抗生剤の種類を変更します。完治には数週間から1か月以上かかる場合もあります。

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