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ハムスターのマイボーム腺疾患
マイボーム腺は上下眼瞼の瞼板内に腺体がある涙腺で、眼球表面の涙膜の内最も外側の脂質層の脂質を分泌する組織です。脂質の涙層は涙の蒸発を防いで眼球表面が乾燥するのを防いでいます。ハムスターでは、マイボーム腺炎、マイボーム腺腫が比較的よく見られます。
原因
マイボーム腺炎は、細菌感染によります。
マイボーム腺腫は、炎症などによって腺の開口部が閉塞することで、分泌物が貯留することで起こります。
症状
マイボーム腺炎は、上下どちらか(もしくは両方)のまぶたが、赤く腫れて見えます。目やにが多くなり、まぶたがくっついて開かなくなることもあります。
マイボーム腺腫は、まぶたの一部に白っぽいできものができたように見えることで気付きます。マイボーム腺炎を併発していることもあります。
治療
マイボーム腺炎には、最初に細菌を殺す抗生剤の点眼液を使用します。点眼のみで効果がない場合や、感染が強い場合は内服薬を投与します。
マイボーム腺腫は、高脂肪食で肥満しているハムスターに多く発生が見られるため、食事の改善と肥満の改善が重要です。感染が原因の場合はやはり抗生剤の点眼を試みますが、点眼で改善しない場合は、全身麻酔で患部を切開して貯留した脂質を除去する場合がありますが、再発が多く、完治が困難なケースが少なくありません。
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