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病名から調べる犬の病気
犬の外部寄生虫(ノミ・マダニ・カイセン)
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暑い季節になると心配になるのが、犬に付く外部寄生虫です。寄生虫は宿主特異性といって、寄生する動物(宿主)を選んでいますが、中にはヒトにも(一過性に)感染する危険を持つものもいるので注意が必要です。
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肉眼で確認できる吸血昆虫類です。犬が感染を受けるのはイヌノミ・ネコノミですが、最近のペットに寄生するノミはほとんどがネコノミです。ノミは体長が2ミリ程度で肉眼でも観察することが可能ですが、動きがすばやく通常は犬の被毛に隠れているために見つけるのは根気が必要かもしれません。日常、犬が痒がっているかどうかを観察すると共に、首の後ろから背中・尾にかけて黒いゴマのようなノミの糞があるかどうかをチェックしましょう。ノミの糞は湿らせたティッシュの上に置くと、溶けて吸血した血が染み出てきます。
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| 犬条虫症 |
ノミが媒介する消化管寄生虫です。俗にサナダ虫とも呼ばれています。
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| アレルギー性皮膚炎 |
ノミの寄生数に関わらず、激しい痒みや湿疹、脱毛などが起こります。
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| 貧血 |
子犬や栄養状態の悪い犬に大量のノミの感染がある場合には注意が必要です。
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| ヒトへの感染 |
ノミ咬症による痒みの他、ノミの体内にいる条虫がヒトの口から偶然に感染することもあります。ノミを手で潰してはいけません。
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マダニは草木の茂る場所で宿主となる動物が通過するのをひっそりと待ち受けています。吸血後の体重は吸血前に比べて200倍にもなることがあるので、耳や顔面にぶら下がっている小粒の納豆大のマダニを肉眼で確認することが可能です。マダニの口器は皮膚に深く差し込まれ、接着剤の働きをする物質を分泌することによって固定されるので、容易に取り除くことができません。
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| バベシア症 |
マダニが媒介するバベシア原虫が原因となります。致命的な貧血を起こします。
詳しくはこちらから
→《病名から調べる犬の病気:犬のバベシア》
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| ヒトへの感染 |
マダニ咬症、およびマダニが媒介する病原体により、発熱や関節炎などの症状を示すライム病に感染する危険があります。
※一般に、マダニによる疾病伝播の危険性は、付着後48時間以内では低いと考えられています
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無理に引っ張るとマダニの口器が皮膚に残って腫れてしまうので、外用薬による駆虫が有効です。
現在では予防も可能な外用薬もあります。
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野外にいるペットや野生動物(タヌキ、キツネなど)から伝播される寄生虫で激しい痒みを起こします。肉眼では確認できませんが、耳や顔面にフケや出血を伴うカサブタができて脱毛してきます。重症になると全身に及び、激しいストレスにより全身状態も悪くなります。
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| 注射や内用薬、薬浴も含めた外用薬で治療を行います。 |
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