第5回:きなこの引越し大作戦!〜ペット専用の航空サービスを活用して〜

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  1. 第5回:きなこの引越し大作戦!〜ペット専用の航空サービスを活用して〜

きなこのニュージーランド犬通信

犬たちの移動手段は飛行機に決定!

オークランドからクライストチャーチに引越すことになった私たち、最後の難関は犬たちの移動手段です。数日かけて犬と一緒のドライブ旅行!というのも考えたのですが、夫がギリギリまで仕事をすることになり、さらにイースター休暇中で渋滞も予想されるので飛行機で行くことに決めました。

ただ、ひとつ心配だったのはチャーリーの体調。日本から飛行機に乗ってきた時は脱水症状で瀕死の状態でしたから、もう乗せないほうがいいのかとも思って獣医さんに相談してみました。すると、クライストチャーチまで1時間20分程度の飛行時間なら問題ないでしょうとのこと。車好きのモナカくんはともかく、チャーリーのように乗物嫌いの犬は、逆に何日もかけて車で移動したほうがストレスがたまるんだそうです。


ペット専用の航空サービスを予約!

そうと決まったらフライトの予約です。ニュージーランド航空(国内線)の場合、50ドルの追加料金を払えば「超過手荷物」として自分と同じ飛行機にペットを連れて乗ることができます(体重などの制限あり)。ただし、規定サイズのケージに入れたり早めにチェックインしたりと制約がいろいろあるので、荷物も多くて忙しい私たちにはちょっと無理。

こんな車が迎えに来てくれます。中はしっかり犬仕様に。

こんな車が迎えに来てくれます。中はしっかり犬仕様に。

そこで、今回はペット専用の航空サービス会社にお願いすることにしました。ここでは飛行機の予約も含め、元の家から引越し先の家までドアtoドアで連れてきてくれます。ただ通常は海外引越をする人が利用するサービスで、こんな国内移動でお願いすることはほとんどないらしく、先方には「自分でやれば50ドルなのに、どうして頼むの?」と、何度も聞かれました。(笑)

出発直前まで、できる限り犬たちと通常通りの生活を・・・

さて、荷造りは引越業者さんに全てお願いしたのですが、この作業に丸々2日。この間、犬たちはあっちの部屋こっちの部屋と隔離され、どうも落ち着かない様子でした。そして搬出から到着までは1週間。なんとも悠長なことですが仕方ありません。

引越会社やペット輸送会社のサービスの中には、このような引越の期間中ペットホテルを手配してくれるというのもありましたが、私たちは荷物が届く前日まで犬たちと一緒に元の自宅で過ごしました。飛行機の旅という大イベントが控えているわけですから、それまではできる限り通常通りの生活をして、体調を崩したりしないようにという気持ちからだったのですけれど、いろんな人が出入りしたりして犬たちにも相当なストレスだったと思います。

搬出前日のわが家。これじゃ落ち着かないのは当然ですね。

搬出前日のわが家。これじゃ落ち着かないのは当然ですね。

もしかしたらホテルで預ってもらったほうが犬たちのためだったかも、などとちょっと後悔したりして・・・。でも、家具もテレビもない家で過ごした1週間は、犬たちと一緒だったからこそ楽しい思い出になりました。


出発当日、まずはペット専用の航空サービスのお迎えが

そうこうするうちにいよいよ出発当日。まずは飛行機出発の2時間半ぐらい前に、専用のバンでお迎えに来てくれました。家から空港までは約30分、犬のチェックインは1時間前までに済ませることになっているのでだいぶ余裕はあるのですが、渋滞などで間に合わなくなってはいけないので、少し早めに来てもらいました。

バンにはすでにケージがセットされ、モナカとチャーリーそれぞれの名前や連絡先が書かれたシールが貼ってあります。このケージを見てチャーリーは日本から来た飛行機のことを思い出したのか、とにかく抵抗あるのみ。これは予想されたことなんですが、あまり騒いで心臓に負担をかけるといけないので、ホメオパシーのレメディをチロッと塗ってもらいました。申し込んだ時に病気のことを話したら、こんな気遣いを申し出てくれるのもうれしいところです。

車好きのモナカくんですが、ケージに入って乗るのは初めて。

車好きのモナカくんですが、ケージに入って乗るのは初めて。

一方モナカくんは何がなんだかわからないといった様子。それを見てつい涙ぐむ私たち親バカ夫婦。ホントにバカみたいですけど、でも機内で万が一の事があったらこれでお別れなんだわ、などと思うとグッときます。そこは心をオニにしてバンを見送り、私たちもいざ空港へ。


なかなか到着しない犬達・・・それには、犬への最善の気配りが!

あんなにバタバタしたのに、飛行機に乗ってしまえばあっという間に到着です。空港で犬たちが出てくるのが見えるかなぁと思ったんですが再会はならず、私たちは迎えに来て下さった方の車で一足先に新居へ向かいました。同じ便なので犬たちもすぐ来るのかと待っていたのに、いつまでたっても来ません。こうなるとまた親バカ心が騒ぎ出し、まさかチャーリーの具合が悪くなったのか、それともモナカくんが怪我でも?と心配しきり。

ついにオークランドにある本社に連絡すると、無事到着したという連絡はすでに入っており、犬たちはしばらく休ませてから連れて行くとのことでした。短時間とはいえ飛行機の移動はキツイですから、少し休んだ後に広いエリアで運動をさせて、地上にすっかりなじんでから連れて来てくれるんだそうです。飼い主の気持ちとしては一刻も早く会いたいのですが、犬にとってはそのほうがずっといいに決まってます。このあたりも、犬に対してすごく気配りのあるサービスだと感心しました。

新生活の始まり

そして待つこと3時間、ようやく犬たちが到着しました。レメディと休憩の効果か、2匹ともすこぶる元気。これでやっと家族が揃いました。さあ、いよいよクライストチャーチでの新生活の始まりです!

引越当日は床に布団を敷いて。犬たちもお疲れさまです。

引越当日は床に布団を敷いて。犬たちもお疲れさまです。

今後、この町での暮らしぶりをレポートしますので、お楽しみに!

【編集部よりご報告】

きなこさんの愛犬チャーリーは、2008年5月14日永眠しました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
また、これまでチャーリーを応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

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