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- 富士丸の飼い主 穴澤賢の犬のお気楽相談室
- 素敵な猫(はぁと)男子との出会い方を教えて下さい。…
- 【相談内容】
- 先日、雑誌の猫特集にて「猫(はぁと)男子」とゆう言葉を発見しました。
猫を愛するオシャレ男子の事みたいです、猫(はぁと)男子。
猫(はぁと)男子は、どこに生息しているのでしょうか?
私のまわりには、そんな素敵生物は存在しないので、少しだけ恋焦がれています。
ちなみに穴澤先生は、一見線が細くておしゃれ猫男子っぽいですが。
変態系エフェクターを並べて喜んでいるあたり、間違いなく犬おっさんですよね。犬(はぁと)ですけど。
猫男子は、毎晩二日酔いになったり…は、しないんじゃないかと。
素敵な猫(はぁと)男子との出会い方を教えて下さい、犬(はぁと)おっさん穴澤先生。
静岡県 汽車犬 さん(女性) - 【穴澤 賢の回答】
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言葉というのは、ひとことで表すことが出来るかわりに、よく考えてみると実は大変曖昧で、ひょっとしたらそんなもん実在しないのかもしれない、という場合も結構あるものです。たとえば「常識」という言葉をひとつとってみても、「常識では考えられない」などと使われますが、それは誰の常識だ、お前のか?と思うことがありませんか。
恐らく、不特定多数の人から見て「だいたいそんなことはしないよね」ということなんでしょうけど、じゃあ、常識の定義とはどういうものなのだと問われると、誰も答えられないんじゃないでしょうか。このように、どこからどこまでかもわからない、実に曖昧で、ひょっとしたら実在さえしていないようなものまで表すことが出来るのが言葉の便利なところです。
また、言葉というのは、短かい分、余計なことを勝手にイメージしてしまうように出来ています。例えば「イケメン」という言葉においても、人からイケメンだと聞かされているうちは、自分好みの男を勝手に想像してしまうものです。が、実際見てみると「どこがイケメンやねん」と思ったことも多いはず。
それは、多くの男が「秘書」と聞いただけで、「紺色のタイトスカートをはいてメガネをかけた黒髪の美女」と想像してしまうのと同じです。だから、もし仮に「猫(はぁと)男子」というような人がいたとしても、必ずしも貴方が想像しているような人ではないでしょう。そもそも、そんな人は存在しないのかもしれません。同様に、本当の意味で「理想の人」や「運命の人」なんてのも存在しないのかもしれません。そろそろ変な幻想は捨てましょうよ、お互いに。
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