1. 「見かけによる」のは人間と犬だけで猫は当てはまらないのでしょうか?…

富士丸の飼い主 穴澤 賢の犬のお気楽相談室

【相談内容】
穴澤さん、犬の相談室毎回楽しく拝見しております。

私が若かりし頃「アンアン」(たぶん)に有頂天のケラさんか遠藤ミチローさんの文章で「見かけによらないという言葉があるが、そんな状態は現実には存在しない。見かけによらないのではなくそう思った人間が勝手に一人でだまされているのだ。」とありました。

とにかく「本質は見かけによる」との主旨でした。
当方それを読んで納得し、後の人生をケラさんかミチローさんに裏切られることなく生きてきました。

しかし、その意見を覆すような出来事が!
我が家にはサイアミーズ(シャム)の女の子(1歳2ヶ月)と1年ほど年長のお兄ちゃんヒマラヤン、合計2匹の猫がおります。

ヒマラヤンは見た目通り運動神経も鈍くおっとりとマイペースです。
サイアミーズは長い足と細い体に小さな三角のお顔の乗った上品で美しいクールな容姿の猫です。瞳の色はデビッドボウイの水色をうんと濃くした深いブルーです。

が、性格はガサツで甘えっ子で家庭内のすべての出来事にでしゃばり家族に付きまといます。
おまけに超人見知りです。

女の子なのに彼女を見ていると得意科目は体育だけで内弁慶な小学校低学年男子を見ているかのようです。
富士丸君はぱっと見冷たい系のハンサムですが、じーーーっと見ると彼の優しさ穏やかさが伺えます。
「見かけによる」のは人間と犬だけで猫は当てはまらないのでしょうか?

愛知県 のりぞう さん(女性)
【穴澤 賢の回答】
本質は見かけによるのかどうか、本当のところはわかりません。ただ、実際に「そんな人だとは思わなかった」などと人から言われると「知らんがな、お前が勝手にそう思い込んでただけやないかい」と思うことはありますね。

そういう自分も人に対して「へぇ、真面目で清楚な感じなのかと思ったら、あらら、なるほど、人は見かけによらんもんだねぇ」と思うこともありますし。こほん、いや、そういう意味じゃなくて。たぶん、人間というのは、そんな簡単に言い切れるものではないんですよ。ある一面だけを見れば、見た目通りのこともあるし、また違う面ではそうじゃないことだってあるわけです。また、それはお互いの距離、つまり親密度によっても変わってくるんじゃないでしょうか。これは他の人には見せられない私の裏の顔だけど、アナタなら……みたいなね。こほん、いかんいかん。そういう意味じゃなくてね。

何がいいたいのかというと、人間の目というのは実はもの凄く曖昧に出来ているわけです。ブサイクなハゲ親父がいたとして、でもそのおっさんに恋をした人の目にはそこがまたカッコよく見える、なんてことはままあることです。人間の目は、単純に物事をとらえるだけでなく、必ず何らかのフィルターが入ってくるんです。恋は盲目というじゃないですか。だから、自分の目なんてあんまりアテにしないことです。

そういう意味でいえば、見た目なんて見る側のさじ加減ひとつなんですよ。本質についても、見せる側も見せる相手を無意識に選んでいますし、見る側によっても変わってくるので、それが真の本質なのかなんてわからないんです。結局のところ、見た目通りなのか、見た目と違うのかなんて、実はどうでもいいことなんじゃないでしょうか。人間も犬や猫もみんな、見た目なんかどうだっていいのです。

ただ、個人的には見た目と内面に多少のギャップがあるくらいの方がいいと思っています。一見上品でクールに見えるんだけど、実は甘えん坊の子猫ちゃん、うーん、最高じゃないですか。あらゆる意味で。

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