1. どうしたら愚息のビビリ根性が叩き直せるでしょうか。あるいは私が受け入れられるようになるのでしょうか。…

富士丸の飼い主 穴澤 賢の犬のお気楽相談室

【相談内容】
富士丸君、父ちゃんさんこんにちは。

私は片田舎でボーダーコリー(2歳・オス)と暮らしているのですが、この愚息が大層ビビリでいけません。散歩バックが何かの弾みで倒れただけで30センチは飛びずさり、新聞紙が風ではためけば尻尾巻いてガン吠え、少々大きめの芋虫が窓に引っ付いていたら全力で逃げ去り、蝉の屍骸には近づけず、先日は天井に1センチくらいのカマキリの赤ちゃんが引っ付いていただけでその部屋に入れませんでした。

隙あれば武術を習いたがり、20センチの百足や蜂を平然と叩きのめし、しつこいセールスには『一昨日出直して来い!』と怒鳴り、深夜に不審な物音があれば武器になる物を取り揃えて1人で見に行く私からすると、このビビリっぷりに情け無いと歯痒い涙が止まりません。

どうしたら愚息のビビリ根性が叩き直せるでしょうか。あるいは私が受け入れられるようになるのでしょうか。

どうか父ちゃんさん、ご伝授願います。

岐阜県 さあいさん(女性)
【穴澤 賢の回答】
これは人間に限らず、生物全体でいえることですが、何事も「誰かにやってもらった方が楽」という精神が根底にあると思うんです。みんな、出来れば面倒臭いことはしたくないわけですよ。働き蜂だって、本心ではあんまり働きたくないと思っているはずですよ。働かないと生きていけないから働いているだけでね。ライオンだって他のハンターが狩った獲物を横取りしたりしますし、本当は狩りなんかしたくないのでしょう。楽な方法があれば、生き物というのは楽な方を選ぶんです。

人間社会においても同じで、やった方が負けみたいなことも多々あります。その場合、やってもらった方は「あ、そう、じゃ、お願い」で済みます。これは僕の経験なんですが、なぜかこれまで付き合った女性は、みんな洗い物をしなくなるんです。普通ね、付き合っている男の家に遊びに来てご飯とか食べたら、洗い物くらいするじゃないですか。ところが全然しないんです。シンクに置きっぱで平気で帰りよるんです。

それはたぶん、最初に「いいよいいよ、洗い物は、後で俺がやっとくから」といった自分自身の責任なんでしょう。でもね、たしかにそうはいったけども、誰がずっとしなくていいなんていったよ。しかし時すでに遅し。いったんこちらが引き受けてしまうと、彼女の中では「洗い物=私はしなくていい」となっているんでしょう。これなどはもう完全にやったもん負けのいい例です。

何がいいたいのかというと、人間も犬も、してくれる人がいるなら自分はやらなくて済むという思考回路になっているんです。相談内容からすると、かなりの武闘派でいらっしゃる。たとえば犬が虫に怯えていたりするときに「何びびっとんじゃ、こんなもんに、うらっ!」と素手で退治したりしているのではないでしょうか。だとしたら、洗い物と同じパターンで、犬も「怖いモノは全部まかせます」というスタンスになっても仕方ありません。基本的に面倒なことは人にまかせる、というのが生物の本能ですから。

解決方法はただひとつ。自分で何とかせい、と教えることです。しかしこれがなかなか難しい。一度甘やかされたことは、そう簡単に自らやろうとはしませんからね。僕も過去に、洗い物をしない彼女に対して「たまには洗い物くらいしなさいよ」といったことがありますが、平然と「嫌だ」といわれたことがあります。嫌てどういうことやねん、料理も俺が作ったのに、と思ったもんです。頑張ってください。

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