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- 富士丸の飼い主 穴澤賢の犬のお気楽相談室
- 祖母以外の人が散歩に連れ出すと、散歩を拒否しとても手を焼いています。…
- 【相談内容】
- こんにちは。早速相談です。
うちには飼い始めて8年の柴と何かのミックス犬がいます。主に祖父母が面倒を見てくれているのですが、最近困ったことに、祖母以外の人が散歩に連れ出すと、ひどい時は家の前で散歩拒否の座り込み、または途中でいきなり座り込み、帰ろうとしても座り込みをしてとても手を焼いています。
しかも、家以外のところで座り込んでしまった時は、鶴の一声ならぬババの一声をケータイで聞かせると歩きだし、帰ってくるのです。
だったら祖母が散歩に毎回連れていけばと思うかもしれませんが、そんなわけにもいかず、散歩に出るたびに“ババの一声”を使わなければいけない状態です。どうしたらいいんでしょうか。
広島県 さえきちさん(女性) - 【穴澤 賢の回答】
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録音すればいいんです。毎回律儀に電話する必要なんてないのです。犬にはそれが録音された音声なのか、生なのかなんて、問題ではないはずです。重要なのは「ババの一声」であるかどうか。つまり、「ババの一声」が聞ければいいわけです。それなら、事前に「ババの一声」を録音しておくというのが、合理的な発想ではないでしょうか。
最近の携帯電話はボイスメモなんていう機能がありますから、それを使ってもいいかもしれませんね。また、1パターンだけでは心配なようであれば、「帰ろうか」とか「さぁ、行くよ」とか何パターンか用意して、犬の態度を見て使い分けるというのもいいでしょう。
あと、もし予算的に少し余裕があれば、サンプラーという機材なんかもお勧めです。サンプラーとは、文字通りサンプルとなる音を取り込んで、その素材を自由に組み合わせたり、エフェクトをかけたりして音を加工できる機材なんですが、これがあるとさらに「ババの一声」の可能性は広がりますよ。
「ババの一声」の声のピッチ(音程)も自由に変えることが出来ますし、テンポを変えたりすることも可能になります。「帰ろうか」というフレーズを使って「かかかか 帰ろうか」みたいにDJプレイっぽくするも良し、「帰ろうか帰ろうか帰ろうか」とループ再生するも良しです。リバース(逆再生)も出来るんですよ、凄いでしょう。そんな機能を駆使して、複数のフレーズをつなぎ合わせてループを作り、ノリのいいダンス系のリズムと組み合わせてみてもいいかもしれませんね。なかなか斬新な曲が出来るんじゃないでしょうか。
その曲を散歩中に聴かせてあげれば、きっと犬は大喜びすることでしょう、たぶんですが。とりあえず、頑張ってカッコイイ曲を作ってくださいね。
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