1. 猫にとってのマタタビみたいなものは、犬には何故ないのでしょうか?…

富士丸の飼い主 穴澤 賢の犬のお気楽相談室

【相談内容】
穴澤先生こんにちは。
「猫にマタタビ」とよく言われますが、猫はマタタビが大好物。一種の泥酔状態になるそうですね。
猫にはあって何故犬にはそのようなものがないのでしょうか?
人間にも穴澤先生がこよなく愛する酒というものがあるではないですか。
時には災いのもとになりかねませんが…。
ある日の飲み会の席のこと、上司に向かって「ちっせー男だな!ったく。」などと暴言を吐いていたというわたくし。困ったことに記憶なし。
次の日、友人からのメールで冷や汗出まくり。週明け上司の顔をまともに見れず血の気引きまくり。そして週末、すっかり忘れて飲みまくり。はぁ、こんなはずでは…。
穴澤先生はご立派なお方、まさかこのような失態はないと思われますが…。
あ、話がそれました。
そうそうマタタビ、何故に猫にはあって犬にはないのでしょうか?
うちの超ビビリ犬にもマタタビを…。

千葉県 gomazoさん(女性)
【穴澤 賢の回答】
聞くところによると、近頃の若者にはお酒が好きじゃない人が多いらしいですね。体質的に受け付けないのではなく、飲もうと思えば飲めるけど、自ら進んで飲みたいとは思わないのだそうです。会社の飲み会で酔っぱらって呂律の怪しくなった上司はみっともないだけだし、そもそもお金の無駄じゃないかと。それを聞いて「偉い!」と感動しました。まったくもっておっしゃる通りなのです。

お酒を飲めない人の中には、「いいな、楽しそうで。それに、飲み会で人脈も広がったりしそうで」と羨ましがる人がいるかもしれない。しかしそれは大きな間違いだ。たしかに楽しい夜はある。が、そんなものは全体から見れば3割くらいで、それ以外は覚えていなかったり、翌朝死ぬほど苦しんだり、酒のせいで誰かを怒らせてしまったり、使った覚えのないお金が財布から忽然と消えていたりと、ろくなことがない。そんなのは自分だけかと思って念のため飲み友達と意見交換したところ、「俺もそうだわあ」と頷いていた。

人脈云々についても誤解だ。酒飲みというのはたいてい飲み仲間が決まってくる。しかも前回飲んだときに何を話したのか覚えていないので、その次会ったときにも同じような話で盛り上がる。結局、いつも同じような面子で、同じような話をしている、ということが圧倒的に多い。なんと不毛な時間だろう。しかし一度酒の味を覚えてしまうと、そこから抜けるのが非常に難しい。だから多くの酔っぱらいは「またやってしまった」と思いつつ、失敗を忘れるために今夜も酒を飲むのだ。それを最初からアホらしいことだと気付いている今の若者は偉いとしかいいようがない。おっさん、脱帽。

さて、ご相談のマタタビですが、すべての猫が反応するというわけでもないようです。雌よりも雄の方がよく反応するようで、子猫になるとほとんど反応をしないといいます。人間社会におけるおっさんのほとんどが、仕事が終わった後に飲むビールのためだけに生きていることからも、猫とまたたび、おっさんと酒、の関係にはどこかしら似た部分があるのかもしれません。ただ、マタタビには常用性も持続力もなく、マタタビ好きの猫でも10分ほどで我に返るそうです。その点でいえば、猫の方が酔っぱらいのおっさんより「数段偉い」といえます。

さらに偉いのが、犬なのでしょう。犬は最近の若者と同じく、「魔の誘い」に打ち勝つ強い心を持っているのだと思います。ビビリでも暴言を吐いたりしないお宅のワンちゃんを尊敬しつつ、上司には素直に謝りましょう。

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