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- 富士丸の飼い主 穴澤賢の犬のお気楽相談室
- 遠距離恋愛で、今後野放しになる彼に少し不安を感じています。…
- 【相談内容】
- 穴澤さんこんにちは。
日に日に富士丸君の大好きな冬に近づいていますね。
相談内容ですが・・・。
来春から今付き合っている彼氏と、札幌ー東京間での遠恋が始まる予定です。これまで何度か私に内緒でキャバクラに行ってしまう彼のため、今後野放しになることに少し不安を感じています。
そんな話をしていたら、
「犬のキャバクラがあったら行きたいでしょ?そういうことだよ」と、言われました。めちゃくちゃな言い分ですが、想像すると夢のようでその場では納得してしまいました。今後も同じ返しがきた場合、丸め込まれて終わる気がします。
助けて下さい。
投稿者:北海道 羊犬さん (女性) - 【穴澤 賢の回答】
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個人的に「遠距離恋愛は成立しない論」を支持しておりますが、人それぞれ、成立するカップルが存在するのも事実。ここはひとつ、手の平を返してご相談にお答えしたいと思います。
彼が野放しになる、とのことですが、それを言ったらお互い様です。どっちも野放し状態なのです。でも、恐らく不安度の違いから、一方的にそう思いこんでしまっているのでしょう。彼氏は「あいつなら放っておいても大丈夫」と油断しているだけなのです。信頼している、ともいいますが、相手をちょっとくらい不安にさせるというのも、恋愛の駆け引きのひとつです。相手のことしか頭になく他の男になびくつもりは一切ない、としてもです。男を安心させちゃいけません。どこまでも図に乗りますからね。
また、男というのは「俺はいいけど、お前は駄目」みたいなことを平気でいう生き物です。キャバクラ云々についても、恐らくそう考えているのでしょう。でも矛盾していることには薄々気付いている。だから「どうして私が駄目であなたはいいのよ」と突っ込まれると問題をすり替えるわけです。
本来であれば、キャバクラに対局にあるのは、ホストクラブであるべきです。かかるお金も趣向も違うのですが、方向としてはそうあるべきです。だけど「あなたがキャバクラに行くなら、私はホストクラブへ行ってもいいの?」と聞くと、彼氏は駄目だというはずです。だから「犬のキャバクラ」などという架空の話を持ち出して問題を自分の都合のいいように変える。あなたは、知らず知らずの間に「男」を「犬」にすり替えられていたわけです。これが「俺はいいけどお前は駄目だ理論」の神髄です。凄いでしょ。
騙されちゃいけません。もし今度同じようなことを言われたら、こう食い下がりましょう。たしかに犬のキャバクラがあったら嬉しいけど、実際にはない。ないところと比較されても困る。そんなにいうんなら、私もホストクラブへ行ってみる。それが駄目だというのならキャバ嬢になってみる。私だって露出度多めの服を着て、チヤホヤされたいし、お客さんのお金でお酒を頼んで「いただきまーす」とか言ってみたいし、「今度、お店の外で会わない?」とか誘われてみたい。あなたがキャバクラへ行く度にしてるみたいに、と。
男性諸君、手の内をバラして、ごめん。
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