高齢犬の脾臓に3cmの腫瘍が発見されました。手術か、対処療法かで悩んでいます。

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  1. 高齢犬の脾臓に3cmの腫瘍が発見されました。手術か、対処療法かで悩んでいます。

犬の病気Q&A

病気、治療、ワクチン、高齢犬についての質問と回答

質問

はじめまして。ゴールデンレトリバー13歳2ヶ月♀の愛犬がいます。今まで大きな病気は9歳の時に胃捻転で、開腹手術をしました。(胃と脾臓が捻転していました)
それ以降は、健康に十分気をつけ、定期健診をマメにして過ごしてきましたが、先日の腹部エコーで脾臓に3cm大の腫瘍が見つかりました。脾臓の先に丸い形でくっついているようです。レントゲン2方向の結果、肝臓や肺に怪しげな影はありませんでした。
血液検査の数値もALPが220というだけで、その他は正常値です。愛犬も全く変わりなく元気に過ごしています。
今後の治療について悩んでいます。3cmの腫瘍ですが、近い将来やはり破裂してしまうのでしょうか。
定期健診で見つかり、突然のことで当日は家族みんなショックでかなり落ち込みましたが、泣いてばかりはいられないと少し持ち直しています。
ゴールデンで13歳なので、もう十分ご長寿ですし、出来る限り、痛い思い、寂しい思いはさせたくありません。さようならの時は、安らかに…と家族全員が思っています。
また、脾臓の腫瘍は良くないものが多いとも聞きました。数週間、1ヶ月ほどで随分と悪くなってしまう場合もあると…。
麻酔のリスク、術後の心配を踏まえて命がけの手術を受けるべきか、このまま腫瘍と共存し、対症療法で寿命を全うするべきか非常に悩んでいます。先生はどうお考えですか?
また愛犬は1人がとても苦手で、1週間の入院生活も不安です。攻撃性はないのですが、病院では常にハァハァしたり、大きく震えたりしています。入院での精神的ショックも心配です。

バナボン様

質問の答え

脾臓の腫瘍はあまりよいものがありませんが、稀に血腫という腫瘍とは違うものが出来る場合もあります。
数週間成長の速度を観察し、数が増加したり、成長が速いようですと腫瘍の可能性が高くなります。
よくないものですと血管肉腫という腫瘍がゴールデンではよく発症します。
血管肉腫ですと手術で切除しても、一般的には余命はそう延長できるものでもありません。
成長が急激でなければそのまま腫瘍と共存を考えても良い年齢ではありますね。

急激に大きくなり、腫瘍破裂の危険があるのであれば手術も考慮します。
個の場合は血液検査などの値が良好で腫瘍がなければ1年以上生存できる見込みが高いこと。痴呆や椎間板ヘルニアの症状が重篤でないこと。などが目安になります。
高齢での麻酔は痴呆や椎間板ヘルニアの症状を悪化させることがありますので、腫瘍はとれたが寝たきりになってしまった という事態になる場合もあります。

お答えしたのは…テッツ犬猫病院 院長 大角哲也先生 です。

  • ※アイリスプラザに移動します。
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