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- クッシングシンドロームの検査をしたらグレーゾーンでした。ケトコナゾールを飲ませると、元気がなくなったのでできればもう飲ませたくありません。今後どうしようか迷っています。
犬の病気Q&A
病気、治療、ワクチン、高齢犬についての質問と回答

5月で13才になる雌のビーグルです。
血液検査で肝臓の値が高いのと、薄毛、水をよく飲むのでクッシングシンドロームの検査をしたら、正常値と異常値の境目のグレーゾーンでした。すぐ治療をするか、別の検査をするか、考えて下さいと言われ、治療をして貰う事に決めました。
ケトコナゾ―ル半錠を1日2回、1週間分頂きました。飲ませると日を追うごとに元気がなくなり、おしっこの回数も増え、また、下痢にもなり、餌も食べたがらなくなり、寝てばかりになったので5日目で薬を一時中断しました。やめると、次の日から元気になったので、ほっとしました。
悩んでいるのは、今後どうするか、という事です。3月22日で薬をやめて、様子をみていますが、できればもう薬を飲ませたくありません。
別の治療方法があるとお聞きしているのですが、まだ詳しく聞いていません。
水を飲むのも若干減ってきている様なので、このままの状態で良いと判断すれば、薬を飲ませなくていいものなのでしょうか。
薬を飲ませなければ、どうなりますか?
もっと詳しく別の検査をした方がいいのでしょうか?色々質問並べましたが、どうぞ宜しくお願いします。
(三重県 reinbow さん)

グレーゾーンでのクッシングは治療に迷うところです。副腎か下垂体に腫瘍がある可能性もありますし、クッシングは案外突然死をおこしやすかったりもします。
ケトコナ以外の薬ですとミトタンというのがこの病気の代表的な薬です。
副作用は下痢と吐き気ですが多くは大丈夫です。
最近ではトリロスタン(デソパン)と言う薬も使われ始めました。
クッシングは治療しないと進行し続けます。初めの1−2週間は毎日投与しますが好酸球やリンパ球の数をみながら判定して目標値に入ったら維持療法です。同じくすりを週に1回だけ投与になります。
明らかに症状が悪化する場合は休薬して様子をながめたほうがいいかもしれないですね。
お答えしたのは…テッツ犬猫病院 院長 大角哲也先生 です。
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