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- 耳の内側が白く、ご飯も食べなかったため血液検査をしたところ、免疫介在性溶血性貧血と診断されました。
犬の病気Q&A
病気、治療、ワクチン、高齢犬についての質問と回答

ミニチュアダックス4歳です。1週間前、耳の内側が白く、ご飯も食べなかったため血液検査をしました。PCVが11%で免疫介在性溶血性貧血と診断されました。輸血をした直後は20%台に回復しましたが、また10%台に下がり2度目の輸血をしました。免疫抑制剤と副腎皮質ステロイド剤で入院治療中です。当初の予定では1週間の入院予定でしたが、退院日は未定です。
インターネットで調べたところ、再発すれば命に関わる病気だということですが、現在の状態でもとても心配です。
発病する6日前に9種混合ワクチンを接種しましたが、それが原因でしょうか?薬の副作用についても教えていただけますか?
投稿者:ちょこまま さん

ワクチンとAIHAの関連は直接的にはありません。
ワクチンも免疫に作用はしますので、なんらかの影響はあるかもしれませんが、PCVが11%での発見となるとかなりの重度になるまでに症状が見られなかったと言うことですから長期的にゆっくりと貧血が起きている可能性が高いです。ワクチンを打つときはすでに貧血が起きていたと考えられます。
長期の貧血ですと、AIHA以外にも再生不良性貧血などやっかいな病気もありますのでそちらもご注意ください。
ステロイドは短期での使用になりますので喉が渇く程度の副作用だと思われます。免疫抑制剤は種類がたくさんありますのでそれによって副作用も異なります。
※AIHA・・・血液が自己免疫によって破壊される病気の代表格
お答えしたのは…テッツ犬猫病院 院長 大角哲也先生 です。
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