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今回は訓練の基礎をわかりやすく理解していただこうと思います。
いきなりですが、犬にだす命令にはどんなものがありますか? |
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スワレ、フセ、タッテ、ツケ、コイ、マテ、トベ。
うちの犬に教えたのはこの7つです。 |
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そうですね、命令と言うと服従の5項目(スワレ、フセ、マテ、コイ、ツケ)のことだと思っている方が多いのですが、お手やお回り、吠えろ、キャッチなど命令にはいろいろあります。そんな命令を出した時、犬が従うか従わないか2つに分かれます、中間はありませんからこうなります。
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では、スワレを命令したとして、座るのに5秒掛かったとします。従った事になるのでしょうか?従わなかった事になるのでしょうか?
(注:簡単な答えではありませんよ)。 |
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う〜ん…5秒ですかぁ…
でも結局座ったのなら、従った事になるのでは? |
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答えは「教え初めの子は従った事になるけれど、すでに1秒で座れる子の場合は従ったことにならない(従わない)」です。そうしないと、ますます命令に従わなくなるからです。逆に言えば教え初めの子は一生懸命考えてやっと座ったわけですから5秒かかったとしても従った事に入れないとやる気をなくしてしまいます。 |
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