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犬のしつけ相談室



陽性強化と陰性強化

ところで、陽性強化と陰性強化と言うのを、ご存知ですか?

陽性強化とは
良い事をしたら褒めてご褒美を与える事で、“良い行いを褒めて強化する”の意。

陰性強化とは
いけない事をしたら叱って罰を与えることで“悪い行いを叱って強化する”の意。

陽性強化 陰性強化

最近では褒めて育てる方法が主流になってきましたが、実はどちらか片方だけで理解させるのには無理があるのです。やはり2つ揃ってはじめて理解すると言えます。
理想の割合は叱りが1に対して褒めは9と言われています。つまり

   叱り:褒め = 1 : 9

となります。これは次のような理由があります。

叱り:褒め = 1 : 9の理由
叱ったままにしてしまうと、ヤル気をなくしたり、怯えてしまうのを防ぐ。
褒めを多くする事で自信をつけさせたり、しつけや飼い主に対する印象を良くしたり、自主的に良い行動を繰り返させる効果がある。
正解を教えるには間違いを1つずつ叱る消去法より、導いて褒めた方が早い。
叱ることが出来ても褒めることが苦手な日本人に少しでも褒めになれてもらうため。

例:2つ揃えて子犬の甘咬みを矯正する場合・・・

陰性強化→ 咬んではいけないもの(スリッパ、家具、手等)を咬んだら「ダメ」と言って小屋に入れる(楽しい時間を奪う)

陽性強化→ 咬んでよいもの(おもちゃ)を咬んでいたら「よしよし」等と言って遊んであげる

かんでいい… かんじゃだめ…

となるわけです。叱って罰を与えることだけで咬み癖を直そうとすると、『何も咬まなければ怒られないんだ』と理解してしまい、おもちゃで遊べない子になってしまいます。
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