ひっぱりっこ遊びをすると、興奮して手を噛みます。

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  1. ひっぱりっこ遊びをすると、興奮して手を噛みます。

犬のしつけQ&A

犬のしつけについての質問と回答

普段はおとなしく、無駄吠えや噛んだりすることもないのですが、タオルやストッキングのひっぱりっこが好きで、それをすると興奮するのか、手と布の区別がつかなくなり、思いっきり噛むことがあります。
そう言う時は、噛まないようにしつけるというよりは、もうひっぱりっこ自体をしないようにする方がいいのでしょうか。
興奮させずに遊ぶようにしつけることはできないでしょうか。

また、私は噛まれるとすぐ遊ぶのを止めて、コラッ!と頭を叩いてしまうのですが、母親は「わざとじゃないのだから頭は叩かないで」と言います。

やはりこういう場合は頭は叩かない方がいいのでしょうか。確かに、頭を叩いたからといって、次回から治るわけではなく、また興奮すると見境がなくなるのですが…。

ただ、優しく注意するだけの母親は私よりもっと噛まれ方がひどいです。(あまり怒らないのでじゃれ噛みが長く続いています。)

なんとか手をかまずに平和に遊べるような方法があったら教えてほしいです。

関係ないかもしれませんが、うちの場合、ストッキングや靴下を犬が取っても、それ自体やめさせようとしつけする空気があまりありません。
駄目、とはいいますが、最終的には取られてしまったら、それが犬の遊び道具になり、人間はまた新しい衣類を買う、という循環になっています。

そういうゆるい感じが犬にも伝わって、つけあがっているのかなぁ?とも思います。
よいアドバイスがあったらお願いいたします。

シナモンレオンさん(愛知県)のカルテレポート
愛犬の名前: レオン
犬種: コーギー
愛犬の年齢: 1歳3ヶ月
愛犬の性別: オス
去勢避妊: なし
飼育場所: 室内
家族構成: 母、私、レオン
【今まで試したこと】
 私:すぐ遊ぶのをやめて頭を叩いて注意。
遊んでいた布などをとりあげてしばらくは遊ばない。
結果:その時はそれでうまくいくのですが(もっと遊べとかの要求吠えはせず、おとなしくなる)次に同じ状況になるとやはり興奮して噛む。

母:言葉で優しく注意したり、痛いから逃げたりしています。そのまま遊びは続行しています。布は取り上げません。
結果:母親のストッキングや靴下を主に取るようになり、毎回同じことの繰り返しです。
問題点の解説
まずは、与えて良いオモチャと悪いオモチャの区別をつけましょう。
たとえ古くなり穴が開いた靴下やスリッパなどの今後も人間が使う物は、いくら犬が喜ぶからといって、オモチャとして与えないルールにしましょう。
何故なら犬は、新しい物と古い物の判断が出来ません。人間からすれば、同じ靴下でも古いからオモチャとして遊んで良い。としても、犬からしたら、新しい新品の靴下であっても同じ形状の靴下であれば『自分のオモチャだ!』と認識してしまうからです。その新品のグッズをまだ使うからダメ!と叱ってもルールを理解出来ません。

オモチャとして与えるのは犬用のオモチャとして販売されている物にしましょう。
ひっぱりっこが好きな子ならば、口からはみ出る程度の大きさのロープ状のオモチャで、ひっぱりっこ遊びをします。

一人で齧る遊びが好きな子は、噛んでも破壊出来ない頑丈なゴム製のオモチャや食べても良いガムなどを与えます。

何でも破壊するのが好きな子には、ぬいぐるみやビニール製の壊れ易いオモチャは避けましょう。
自分の犬の遊びのパターンを理解して、与えるオモチャを選びましょう。

それと、人間が履いている靴下やストッキングを絶対に奪い取られない様にしましょう。
物を巡って、皆さんから奪い取っている訳ですから、毎回犬の勝ちになり、犬が強気に出るので絶対取られないように注意してください。
脱がされるクセがついているのなら、これ以上脱がす体験をさせない為に、暫くはレオン君の前で靴下などを履かない方が良いかもしれません。

遊びば必ず噛まれるのであれば、暫くは遊びを中止するのも良いでしょう。 その分、散歩などで運動を増やし発散をする必要があります。

ひっぱりっこで遊ぶ場合は、レオンが落ち着いている時(散歩である程度疲れた後など)を見計らいこちらから誘います。リード付きで行い、オスワリをさせてからOKの解除の号令をかけオモチャ遊びをスタートさせます。この時、オモチャの片側は人間が持ち、片側をレオン君に齧らせます。ゆったり左右にふりながら、ひっぱりっこをしますが、皆さんの手を噛んできた段階で、即取り上げ遊びを中止し無視します。
噛まれた場合に、叩いたり声をあげる事はしません。

上手にオモチャで遊べるなら、暫くひっぱりっこを続けた後、動きを止めて口から出させます。この瞬間にチョウダイなどの号令をかけて出します。
これが一連の流れです。
チョウダイをした後、吠えるなどの要求がなければ再び同じ要領で遊んでもOKです。
連続で遊ぶ回数は、個体差がありますが、その犬が飽きる前に辞めるようにしましょう。
遊び終わったオモチャは、次回遊ぶまで人間が保管しましょう。

上記の遊び方が、お母様だと上手く出来ない場合は、お母様は遊ばない方が良いです。
きちんとルールにのっとって遊べる方が遊びましょう。

普段から、レオン君の言いなりになったり、負ける事の無い様普段の接し方も変えましょう。
去勢手術もしましょう。
具体的な解決策
  • 与えて良いオモチャと悪いオモチャの区別をつける。
  • たとえ古くなり穴が開いた靴下やスリッパなどの今後も人間が使う物は、オモチャとして与えないルールにする。
  • オモチャとして与えるのは犬用のオモチャとして販売されている物にする。
  • 人間が履いている靴下やストッキングは、絶対に奪い取られないように注意する。
  • 脱がされるクセがついているのなら、これ以上脱がす体験をさせない為に、暫くはレオン君の前で靴下などを履かない。
  • 遊びば必ず噛まれるのであれば、暫くは遊びを中止する。
  • 散歩などで運動を増やし、体力を発散する。

<ひっぱりっこが好きな場合>
  • 口からはみ出る程度の大きさのロープ状のオモチャを与える。
  • レオンが落ち着いている時(散歩である程度疲れた後など)を見計らいこちらから誘う。
  • リード付きで行い、オスワリをさせてからOKの解除の号令をかけ、オモチャ遊びをスタートする。
  • この時、オモチャの片側は人間が持ち、片側をレオン君にかじらせる。
  • ゆったり左右にふりながら、ひっぱりっこをしますが、皆さんの手を噛んできた段階で、即取り上げ遊びを中止し無視する。
  • 噛まれた場合に、叩いたり声をあげる事はしない。
  • 上手にオモチャで遊べるなら、暫くひっぱりっこを続けた後、動きを止めて口から出させ、この瞬間にチョウダイなどの号令をかけて出す。
  • チョウダイをした後、吠えるなどの要求がなければ再び同じ要領で遊んでもOKです。
  • 連続で遊ぶ回数は、個体差がありますが、その犬が飽きる前に辞めるようにする。
  • 遊び終わったオモチャは、次回遊ぶまで人間が保管する。

<一人でかじる遊びが好きな場合>
  • 噛んでも破壊出来ない頑丈なゴム製のオモチャや食べても良いガムなどを与える。

<何でも破壊するのが好きな場合>
  • ぬいぐるみやビニール製の壊れ易いオモチャは避け、自分の犬の遊びのパターンを理解して、与えるオモチャを選ぶ。

<その他>
  • 上記の遊び方が、お母様だと上手く出来ない場合は、きちんとルールにのっとって遊べる方が遊ぶ。
  • 普段から、レオン君の言いなりになったり、負ける事の無い様普段の接し方も変える。
  • 去勢手術も行う。
お答えしたのは…犬の訓練士 戸田美由紀先生です。

  • ※アイリスプラザに移動します。
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