狂犬病を防ごう!猫編

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猫の病気(感染症・ワクチン・アレルギーについて)

狂犬病を防ごう!猫編

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「狂犬病は犬の病気だから猫には関係ないわ・・・」そんな風に思っていませんか?
狂犬病は、犬の飼い主だけの問題ではありません。
狂犬病はすべての哺乳類に感染する危険性があるのです。
今回は猫の狂犬病についてみていきましょう。

1.狂犬病とは?

狂犬病はラブドウィルスというウィルスによって感染します。ほとんど全ての哺乳類に感染するというのがやっかいなところ。普通、犬の感染症が猫や人に感染することは希なんですが、狂犬病は哺乳類ならなんでも感染する可能性があります。

<狂犬病の感染が発見された動物の例>
米国・・・アライグマ、スカンク、コウモリ
ヨーロッパ・・・キツネ
アフリカ・・・ジャッカル

<狂犬病の症状>
狂犬病に罹患した動物は狂騒型といって噛みつき騒ぐタイプと、沈鬱型といってショボンとしてしまうタイプに別れます。

→症状から調べる 猫の病気:狂犬病

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2.狂犬病の感染地域は広い!

狂犬病がどんな地域で出ているかっていうよりもほとんど世界中で出ているので、出ない国を挙げた方が簡単です。

<狂犬病が発生していない国 >
意外に少なく、多くは島国です。
私たちの日本もそうですが、他は台湾、ニュージーランド、オーストラリア、ハワイ、グァム、イギリス、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィージー、とまあこんな具合。

<狂犬病が発生している国 >
アメリカやEC諸国など先進国でも狂犬病は未だに発生してるんですね。
2014年のデータでは、狂犬病で死亡した人は世界で毎年60,000人、動物に噛まれた後にワクチンを接種している人は1,000万人。
中国では、2008年に、すべての犬に狂犬病予防接種を義務づけましたが、2008年の狂犬病による死者は、2,400人を超えているそうです。

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3.狂犬病の感染を防ぐには?

狂犬病に感染している動物に噛まれても発症前にワクチンを接種すれば発症に至りません。
しかしワクチン接種についての知識が広まっていなかったり、ワクチンが手に入りにくい地域では、残念なことに犬の殺処分が行われています。中国の雲南省牟定県では狂犬病対策として2006年9月に県内の犬を5万頭以上殺処分したそうです。中国での犬の狂犬病予防率は3〜5%だそうです。これでは狂犬病の蔓延を防ぐことはできません。

一方の日本ですが、予防率は40%ほどだろうと予測されています。
もしも、日本に狂犬病の犬が侵入した場合、半分以上の犬に感染するのか?と心配になりますが、疫学的にいうと、予防接種率が50%を越えていれば感染がそう簡単に広がることはないそうです。放し飼いの犬はそう居ないですし爆発的に広がる心配はないでしょう。

日本では犬にだけ狂犬病の注射を接種しますが、猫であっても海外へ渡航する時や帰国時に、狂犬病ワクチン接種を義務付けられることがあります。犬はリードで繋がれていますからそう簡単に人や他の動物を噛んだりしませんが、猫は自由に動きますので、万が一感染が広がった場合は猫の方が危険かもしれません。

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4.海外旅行ではむやみに現地の犬猫に近寄らない

海外旅行に行くときにはむやみに現地の犬猫に近寄らないことが我が身を守る最善の策となります。

<もし海外で犬や猫に噛まれた場合の対処法 >
傷口をよく洗います。絞り出すように徹底的に洗います。唾液中にウィルスが入っていますので身体に侵入するウィルスの量を減らすのが大事。

狂犬病ウィルスは消毒が容易で、アルコールなどでも簡単に死滅します。何もなければ洗剤でもよいです。
ウィルスの量が少なければ感染が成立しない場合もあります。

噛まれて感染が成立してもワクチンを接種すれば多くは発症をまぬがれます。
初回ワクチンを接種をゼロ日として0,3,7,14,30,90日の6回ワクチン接種というのがプログラムです。
海外旅行に出る前に狂犬病のワクチンを接種していた場合は噛まれてからもう一度注射するだけでよいそうです。

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最後に…
狂犬病は猫にとっても人にとっても無関係の病気ではありません。狂犬病について正しい知識を持ち、冷静に行動しましょう。

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