猫のノミ対策

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猫のノミ・毛玉の予防と対策

猫のノミ対策

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ノミ対策どうしてますか?
どんな予防法・駆除法があるのか。またノミ対策の注意点などを取りあげます。

1.ノミ対処法

昔のノミは、大きさに差があり、ヒトノミ、イヌノミ、猫ノミと分類され、各々、宿主(血を吸う対象)が決まっていました。
ところが、最近では食生活の変化などで、区別が無くなってきていると言われています。つまり、猫についていたノミが、人についたり、犬についたりしてカユミをもたらします。

ノミに刺される事で、アレルギー反応を起こし、体内でネガ・プロスタグランジンと言う物質の生成が促進され痒みの原因となります。
一度、アレルギー反応を起こすと、ノミに刺された場所が腫れ、カサブタを作り、ひどく掻くと出血します。
又、ノミの幼虫が、瓜実(ウリザネ)条虫と言う寄生虫を食べ、ノミが犬や猫の口中から入り瓜実条虫を、体の中で増やします。
仮に、人の子供が条虫を食べたノミや条虫の片節(条虫の体の一部)を口に入れたりすれば、人にも寄生します。

<退治より予防>
猫イメージ大切なのは、清潔と食事管理。
清潔はもちろんですが、湿気の多い日本の気候は、ノミには喜ばれるようです。
但し、この時期だから気を付けましょうと言う事ではありません。むしろ、窓を締め切って、暖房を入れる冬の時期からノミは、活動の準備を始めます。気の早いノミ(?)は冬の時期にも活動をしています。
最近は、スキンコンデションを良い状態に保つキャットフードが、ペットショップや、獣医さんで販売されています。又、にんにくや、ビール酵母を利用した、サプリメントがあります。
これらの商品は専門知識が必要ですが、ノミがよりつかなくするには、かなり有効な様です。

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2.ノミとり首輪・滴下型(スポットタイプ)

<ノミとり首輪>
一度装着すると3〜6ヶ月効果が持続しますので、手間がかからず、またコストが安いという利点があり、(滴下型タイプが出回る前は)ノミとり首輪はとても人気がありました。使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

・ノミとり首輪のしくみ
ノミとり首輪には二つのタイプがあります。
1.揮発性のオイルを浸透させた首輪
2.使ううちにこすれて粉末状となった薬の成分が猫の体にいきわたる首輪

・ノミとり首輪には、医薬品と、そうでないものがある
ノミとり首輪には、動物病院でしか購入できないもの(動物用医薬品)と、ホームセンターなどでも購入できる市販品があります。これらは首輪に含まれる薬の成分が違います。当然のことながら、病院で販売されている医薬品の方が効き目は強力です。市販品のノミとり首輪だと薬の効果が弱く、ノミが死なない場合があります。

・ノミとり首輪はダニには効かない
外出猫の場合は疥癬(かいせん)という目に見えないほど小さなダニが付着することがあります。また、犬によくつくマダニもまれに猫に付着することがあります。これらのダニはノミとり首輪などでは対処できません。

・ノミとり首輪は中毒に注意!
ノミとり首輪ノミとり首輪は中毒の危険性をはらみます。開封後の強烈なニオイで人まで吐き気を催すこともあります。もっとも危ないのは猫が遊ぶなどして首輪を噛んだり食べてしまったりすることです。ノミとり首輪の中には3ヶ月以上の効果をうたうものもあり、薬物濃度はかなりのものですから致死的中毒になる可能性もあります。これは医薬品・市販品のノミとり首輪の両方に言えることです。

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<滴下型(スポットタイプ)>
ここ数年でノミとり首輪にとってかわったのが、滴下型とよばれる猫の首の根元に数滴垂らすタイプのノミとりです。滴下型は以前からありましたが、1ヶ月効果が持続するという製品が登場してから安全性、利便性から人気がでました。

・滴下型はダニにも効く!
滴下型はノミだけでなくマダニも退治可能なばかりか、ノミの卵の孵化抑制効果をもつものもあります。また滴下後数日以降なら、シャンプーをしても効果は衰えません。

・滴下型の欠点
首輪に比較してやや高価であり、また吸血されてからノミ・ダニが死ぬ仕組みなので、猫が虫に刺される可能性はあります。

・滴下型は医薬品でないもののほうが毒性が強い
ノミとり首輪と同じで、滴下型も動物用医薬品とそうでない市販品が販売されています。しかしノミとり首輪と違い、滴下型の場合は「市販品の方が毒性は強力」というパラドックスを抱えています。医薬品の方は舐めても哺乳動物には害はないという薬が主成分ですがこれらの薬は特許があるため、市販品は既存の殺虫剤を使用するしかありませんでした。当然、市販品の価格は安価ですが、多量に使用しなくてはならず、猫が垂れた分を舐めて中毒をおこしたり、皮膚に火傷を負ったりなどの害もありますので要注意です。

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3.飲み薬・虫よけスプレー・その他

<飲み薬>
ノミとりの飲み薬には二つの種類があります。

(a)猫に現在寄生しているノミが吸血後に死ぬタイプ
(b)現在寄生しているノミの卵の孵化を抑制するタイプ
(a)は飲んだときしか効かず、(b)は卵にしか効かないので現在付着しているノミは落ちないという理由から、飲み薬はあまり人気がありません。

<虫よけスプレー>
犬だけでなく、猫にも虫よけスプレーは効果があります。
河原などではツツガムシという小さなダニが付着する場合があります。ツツガムシはリケッチアという病気を持っていることもあり、これは人にも猫にも感染することが知られています。首輪や滴下型だけでなく、必要に応じて虫よけスプレーも使うとよいでしょう。

<その他の虫よけグッズ狭い部屋では蚊取り線香も要注意>
蚊取線香や電子蚊取りなどは効果がありますが狭い空間で使用した場合、呼吸器疾患を起こす可能性もありますので使用場所に注意してください。
また、防虫ランプや音を使って蚊を寄せつけないという商品も存在しますが、効果のほどは不明です。

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<<注意!室内猫なのにノミが発生! >>

ある飼い主さんが体験したビックリ仰天の話。室内猫なのにノミがついてしまったというのです。原因は、なんと動物病院でした!猫が動物病院に数日入院している間にノミをもらってきてしまったのです。(それ以来、その動物病院を利用するのはやめたそうです)
ノミはいつどこからやってくるか、油断は禁物!室内猫だからといって、ノミは無縁ではないのです。

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4.ノミなどの虫が原因の病気

<ノミなどの虫が原因の病気に注意!>

◇サナダ虫・・・ノミがサナダ虫という寄生虫を媒介することがあります。肛門の周りや便の表面に5mmほどの伸縮するクリーム色の虫が見られます。
◇ノミアレルギー性皮膚炎・・・ノミの唾液によるアレルギーで、全身が脱毛を起こします。
◇蚊のアレルギー性皮膚炎・・・猫の耳から額にかけて発疹のようなブツブツが発生します。

<ノミが人を刺すこともある!>
猫につくノミは室内(カーペットや畳の内部等)でも繁殖し、人にまで害を及ぼす場合もあります。人は足首を刺される事が多く、蚊に刺されたと同様の痒みを感じ、5mmほどの丘疹(隆起した状態)になります。痒みは1週間以上続くのでやっかいです。猫と同じ布団で寝ているとノミに全身を刺される場合もありますので要注意!

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<必ずノミの有無を確認しましょう!>
神経質になり過ぎノミが発生していないにもかかわらず、安易にノミトリ首輪をするのはどうかと思います。
先ず、ノミの有無を獣医さんや、ペットショップ(シャンプーをしている所)等で確認してもらい、獣医さんでの処方や、予防をお奨め致します。

<ノミを見つけたら…>
昔から縁側でおばあちゃんが、猫のノミつぶしをしている風景と言うのは、よくありますが、ノミを増やすのにこれほど貢献する事はありません。
つまり、卵を持ったメスノミをつぶすと、かなりの広範囲に、卵が飛び散り、幼虫になります。
万が一、自宅でノミトリをしなければならなくなった場合には、ノミトリグシと言う専用のクシを使い、ノミを捕まえ、つぶさずに中性洗剤を薄めた物に沈めてしまうのがよいと思います。

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最後に…
ノミを繁殖させないコツは「予防・駆除を持続すること」。例えば滴下型の薬はノミが100匹付いていても投与翌日には全滅し、卵も落とすことができます。その後、落としたノミの卵が孵化してノミが再び猫につくことがあります。再びついたノミが産卵する前に駆除できれば、その後猫の体にノミがつくことはありません。ノミの予防・駆除は毎月1回、3ヶ月以上は継続して行いましょう。

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