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犬のしつけ相談室



【A 症状】
来客時や帰宅後等興奮時に犬を触るとお漏らしをする(いわゆるウレション)
小食である(拒食症である場合が多い)。
飼い主が出掛けようとすると異常に落ち着きがなくなり、吠え始める。
飼い主の留守中に限ってトイレができない。
飼い主の留守中に限って物を破壊する。
犬が一人になるとパニックに陥り、自分の手足や尾を舐めたり咬んだりするので部分的に化膿して腐ってしまう。
 (薄い毛色の子なら手足や尾をチェックしましょう。普段水に濡れる要因も無いのに指の間や尾の毛が赤く変色していたら、飼い主がいない間に舐めている可能性大。怪我や皮膚病が原因であれば飼い主の前でも舐めているはず)
自分の手足や尾を舐める
後者になればなるほどその度合いはひどく、化膿具合によっては足や尾を切断せざるをえない場合もあります。
現在どの程度の犬たちがこの分離不安症にかかっているかと言うと、欧米では4%。日本の正確なデータはわかりませんが、軽度のものや初期段階と思われるものも含めればかなりの頭数になります。私がしつけでお伺いした中では40件に1件は最悪の結果の体験者であり、全体の7割程度は予備軍もしくは軽度の分離不安であると感じます。日本の場合気配りの文化であることが逆にあだになっているようです。日本人はか弱く見えるものを放って置けないんですね。


【B 原因】
子犬はもともと寂しがりやですが、生まれつき分離不安症なわけではありません。飼い主の犬への接し方など環境が大きく影響しています。分離不安症は子犬期に孤独だった犬によく見られ、その後過度にかわいがる飼い主( 愛犬に依存する飼い主 )と出会う事によって悪化します。また、社会化の不足も関係があります。平均すると生後5ヶ月くらいから先程のAの兆候が見え始めます。既に3〜5歳である場合は現状からエスカレートしていく事はあまり考えられませんが、若ければ若い程悪化する可能性を含んでいると言えます。

実際重度の分離不安症はしつけのみで治ることは難しいため、獣医さんに精神安定剤を処方してもらうなどして対処していく必要があります。何度も言いますがしつけは魔法ではありません。悪くなってから考えるのではなく、悪くならないための予防として取り入れていくことが大切だと言う事です。
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